ピエモンテ バローロ 

ジョバンニ・カノニカ

ピエモンテ州の丘が連なるランゲ地域のバローロ村のほぼ中心にカノニカのカンティーナが、またそこから見上げる一級畑カンヌッビの中にPAIAGALLOと呼ばれる小さな畑あります。 1980年代後半から理想とするワイン、バローロ・PAIAGALLOとバルベーラ・ダルバの生産を始め、その後ランゲ・ネッビオーロそして2012年からはに新たにバローロ・GRIZANE CAVOURを追加しました。

「バローロのため」「ランゲ・ネッビオーロのため」とブドウを選別することはせずに、ランゲ・ネッビオーロをさらに数年熟成させたものがバローロとして出荷されます。また近年では他品種との混醸も多くみられるバルベーラですが、カノニカのバルベーラ・ダルバはバルベーラ種100%、伝統的醸造法により造られます。

 

「過ちは、それ自身だけでは存在しない。そう書き始めてもう何年になる。私は、バローロの生産者でアグリトゥリズモ“イル・クアルトスタート”の経営者であるジャンニ・カノニカに対して申し訳なく思っている。

10月中旬、誰かが、今考えてみるとパイーノ、君だったのか、それともたぶんジャンニ・カノニカ彼自身だったのか、私に1本のバローロを持ってきた。衝撃がはしった。太陽である。紙切れの1枚に慌てて記した。

なんてことだ、名前と名字以外手がかりがない。原稿の校正期間中どれだけ懸命になったことか。結局、2004年度版のヴィーニ・ディ・ヴェロネッに載せることはできなかった。

君は私にジャンニ・カノニカが特殊品の見本市レオンカヴァッロに参加したと知らせ、彼のこんな考えを持ち帰ってくれた。

“汗、仕事、忍耐のにおいのするワイン、そして人に感動を与えるワイを

尊重しなければならない。なぜならそれらには市場のものではない、作りの

思想と夢が込められているからである。”」

(「ラ・グイダ・オーロ ヴィーニ・ディ・ヴェロネッリ 2005年版」より